ランダム戦で外を取らないと、どうなってしまうのか(主に駆逐艦の場合)

 

ランダム戦で外を取らないと、どうなってしまうのか(主に駆逐艦の場合)

とりあえず結論だけ見たい人用

味方のラインが下がり、包囲される形になり、負けます。


駆逐艦が外周でスポットをしないので、味方の巡洋艦戦艦が前に出れないし外にも開かない

→不利な姿勢でスポットされ続けた味方巡洋艦戦艦は、隠ぺいに入ることが出来ずに沈められてしまう

→生き残った味方は内側に逃げるしかないので、味方全体が内側に圧縮されていく

→敵に包囲されて終わり

この記事を読む水準の対象者

ランダム戦の T10 帯で、自信をもって勝てない人
ランダム戦の T10 帯で、そもそもなぜ勝てたのか、なぜ負けたのかがわからない人

具体例

では、ランダム戦で駆逐艦が一隻も外に行かないと、どうなってしまうかを極端な例ですが解説します。
今回は安息の地を例として使います。

この安息の地のマップでは、簡単に言うと、戦う場所は二か所に分かれます。右上と左下です。今回は右上だけ考えます。(左下はお互い膠着状態が続くとします)

私たちは緑チームとして、初動の動きは味方駆逐艦が①のキャプ確保ルートを選択、敵駆逐艦が②の外周ルートを選択したこととします。

上の図のように、外周に誰も駆逐艦が味方を先導して敵を見に行かない場合、基本的に味方のラインは下がり気味になります。また一定のラインを抑えるだけならよいのですが、使命感から危険なラインを超えて上がりすぎてしまう味方もいます。

正面に駆逐艦がいなくても、巡洋艦単独で前に出ても、距離感さえ間違えなければ割とどうにかなります。しかし敵に頭を向けて敵の駆逐艦に見つかってしまった場合、もう隠ぺいに入らせてもらえないので転舵して逃げることはできません。図のように動けないまま集中砲火をもらって沈むか、一か八か転舵をしてバイタルを貫通されて沈むかのどちらかです。

キャプに行った駆逐艦は T10帯 では長距離長時間レーダーによる妨害が頻繁に発生するため、キャプエリアの確保はより困難です。最悪の場合キャプすらできません。

外周にいる味方巡洋艦が沈むと、敵の駆逐艦はさらにラインを上げてきます。

そうなると D7 にいるレーダー巡洋艦が集中的に狙われて沈みます。

この時点で味方駆逐艦はキャプはできるかもしれませんが、状況は手遅れになりつつあります。

上図のように味方の駆逐艦が逃げ出すと、敵は巡洋艦でもキャプを占領できます。

この状況になると、敵の駆逐艦が何かの間違いで沈まない限り状況は好転しだすことはないです。

全体の最終的な形です。

左下の戦線がお互いに何も沈まずに膠着状態のままだったとしても、このような形になることが多いです。

右上から押してきた敵は私たちを常にスポットすることができ、上下の敵集団からクロスを取られている状況なので、ほぼ完全に負けの試合です。

最後に

自分が駆逐艦を使っている場合、外に誰も駆逐艦がいかない場合は、基本的には自分が外に行ったほうが良いです。

ただ、あくまでもこれは基本的にはという話であり、例外がかなりあります。

自分の使っている駆逐艦、味方と敵の船の種類と数、マップ、戦闘モード、これらの条件によって何を優先に動くかが決まるので、試合ごとに妥当な動きは変わってきます。基本を無視して他の駆逐艦が誰も外に行かないのに、駆逐艦で最初に中央に行くことも普通にあります。

とりあえず、よくわからなければ外に開きましょう。

次回はスポットに関して解説します。